シンポジウム・講演会のお知らせ

講演会 「“済州海女”を世界文化遺産登録へ」
講師:高チャンフン氏(済州大学教授)


日時:2005125日(月) 15時〜
場所:文京区民センター 3
参加費:500
お問い合わせ 耽羅研究会 0356894070

耽羅研究会
第2回・済州島研究国際学術シンポジウム/2004

*第2回シンポジウムは無事終了しました。 ご協力ありがとうございます。

●ご挨拶●

アンニョンハシムニカ。  
 耽羅研究会は1985年に創立され、今年で20年を迎えます。 振り返れば、ここまで研究会を続けられたのも、ひとえに日頃の皆さまからのご協力とご声援の賜物と、運営委員一同、改めて深く感謝しております。
 その間耽羅研究会では、故郷・済州島について、その歴史や伝統文化に関わる様ざまなことを学びながら、会誌『済州島』・「耽羅研究通信」や耽羅叢書(済州島の秀れた著作)などの発刊をはじめ、日本における済州研究文献資料の蒐集、済州島研究者らとの交流を通じて、日本のなかで済州島に関心を寄せる方々との輪を拡げてまいりました。 時には苦しいこともありましたが、「継続は力なり」を支えに、'済州学'の発展に多少とも寄与したいと願い、またこれからも、勤しんでいきたいと念じております。
 一方、日本での済州島研究熱も年ごとに高まり、今日では済州島研究のスペシャリストが生まれています。さらに色々な分野で済州島熱は高まり、その裾野が一層広がる傾向です。 このような状況のなかで当会では、20周年にあたる今年の秋、5年前の第1回に続き、「第2回済州島研究国際学術シンポジウム/2004」を、済州島で開催することにしました。
 幸い済州市の漢拏日報社のご理解が得られ、その準備が着々と進められています。 今回は特に、済州島を東アジアの"要石"と位置付け、「済州島から見る'済州歴史と周辺地域との交流'」を統一テーマに取り上げました。殊に記念講演としては、姜在彦先生と李哲先生の済州歴史にまつわるお話が、予定されております。
最新の済州島研究成果発表の場をとおして、内外の研究者が集い、済州の人びととの交流が深められ、新しい済州歴史の1ページが明らかにされることを期待してやみません。
 またこの機会に、「済州歴史遺跡探訪ツァー」も、企画してみました。済州島歴史の現場を、一緒に歩いてみませんか。
 下記のように、ご案内いたします。 そして、この趣旨に賛同され、ご支援をいただけますなら幸甚です。  なお、詳細な問い合せ等は、事務局までご連絡ください。

記  


◇日時:20041015日(金)〜16日(土)  
◇場所:済州市の施設  
◇歴史遺跡探訪ツアーは1017日(日)実施(別途費用)      
2004
8月吉日     

耽羅研究会 運営委員一同  事務局:金民柱・梁聖宗・高二三  
TEL:0356890407  FAX:0356892988
<お願い>  賛助金を募っています。ご協力いただけますなら幸いに存じます。


●日程・スケジュール●


*第1日:1015日(金)  
16
00  現地集合/済州4・3研究所(済州市三徒2洞24023 2階)
電話:0647564325 / Fax0647212143)  
17
001730……開会式(開会辞・来賓挨拶・日程発表)  

<記念講演>
17
301810……記念講演@金民柱  
18
302030……懇親会(立食パーティ)

*第2日:1016日(土)
<シンポジウム>
09
001025……@高橋公明「地図に刻まれた済州人の世界観」  
10
351200……A河原典史「日本植民地下の済州島の水産加工業と人びとの移動」  
12
001300……昼食・休憩  
13
001425……B朴 賛殖「抗日と「済州四・三事件」との関連性――人的ネットワークを中心に――」
14
351600……C伊地知紀子「済州島と日本における済州人の生活」

<記念講演>
16
101700……記念講演A姜在彦 「済州島抗日民族運動のいくつかの特徴について」  
17
001730……総合討論 
17
301800……閉会式(閉会辞) 現地解散(日程・発言者等には若干の変更がありえます)

*第3日:1017日(日)  
済州歴史遺跡探訪・予定コース(自由参加・別途費用5000円程度)  
島の西部地域(古代遺跡・日本軍基地跡・ハーメル漂着地など)  
09
30     集合(漢拏日報社前)  
10
001200……松岳山・大也水浦・(昼食)
13
001700……竹島・友浦・牛池・涯月浦など

*併設行事
1、「桝田一二手書きの済州島調査行程地図」展示  
2、耽羅研究会誌『済州島』第9号(新幹社)展示・販売

*支援・協力団体および企業  
漢拏日報社、済州大学・耽羅文化研究所、同・博物館、済州文化院、四・三研究所、在日本済州道民協会、滑ロ名工芸、株浜、済州パレスホテル


●研究発表および記念講演●


T)研究テーマおよび発表者と発現予定者の氏名・所属  
統一テーマ: 《 平和の島・済州を東アジアの'要石'として見る済州歴史と周辺地域との交流 》  

@地図に刻まれた済州人の世界観 /高橋公明:名古屋大学大学院国際開発研究科教授   
進 行/洪 淳晩:済州文化院長
討 論/高 昌錫:済州大学校人文大学史学科教授
A日本植民地下の済州島の水産加工業と人びとの移動 /河原典史:立命館大学文学部地理学科助教授
進 行/宋 成大:済州大学校人文大学地理学科教授              
討 論/鄭 光中:済州教育大学校社会教育科教授
B抗日と「済州四・三事件」との関連性――人的ネットワークを中心に――/朴 賛殖:四・三研究所研究室長・済州大学校講師
進 行/金 鍾旻:済州四・三事件委員会専門委員(予定)
討 論/村上尚子:津田塾大学大学院博士課程
C済州島と日本における済州人の生活――済州島のある村と大阪の例から/伊地知紀子:愛媛大学法文学部人文学科助教授
進 行/趙 誠倫:済州大学校・耽羅文化研究所長
討 論/高 鮮徽:鹿児島大学助教授、左 恵景:済州大学校・島研究所特別研究員

U)記念講演テーマおよび講演者氏名・所属
@済州島抗日民族運動のいくつかの特徴について/姜 在彦:花園大学名誉教授
A済州歴史にまつわる話/李  哲:耽羅研究会顧問・郷土史研究家  <or>「四・三事件」私見 /金 民柱:耽羅研究会々長

V)事務局スタッフ
<日本側>
1、金 民柱:耽羅研究会・会長 (引率団長)
2、梁 聖宗:  〃  ・事務局長
3、高 二三:  〃  ・事務局総務・新幹社社長    〃
4、金 良淑:  〃  ・会 員            〃
5、座間和緒子: 〃  ・ 〃             〃

 

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