済州島43事件60周年記念シンポジウム
〜東アジアの平和と相互理解のために〜
いま「済州島43事件」の歴史的意義を考える


日時:200868日(日) 1330分開場、14時開始
場所:明治大学 駿河台校舎アカデミーコモン8F309号室     http://www.meiji.ac.jp/koho/campus_guide/suruga/campus.html
講演者:徐仲錫氏(成均館大学史学科教授  済州43事件真相糾明および犠牲者名誉回復委員会委員)
討論者:林哲氏(津田塾大学国際関係学科教授)      
文京洙氏(立命館大学国際関係学部教授)
資料代:1,000
主催:済州島43事件60周年記念事業実行委員会
後援:明治大学軍縮問題平和研究所
問合せ先:新幹社(電話03-5689-4070


60周年記念行事は無事に終了いたしました。皆様のご協力感謝いたします。

済州島四・三事件 60周年記念行事
“共に歩もう 平和への道”

大阪公演

東京公演

日時:2008419日(土)
    午後600530開場)
場所: クレオ大阪中央ホール
四天王寺前夕陽ヶ丘駅
1
番出口から北東へ徒歩3
http://www.creo-osaka.or.jp/chuou/index.html

入場整理券:2,000
お問い合わせ:聖公会生野センター
TEL
06-6754-4356

日時:2008421日(月)
    午後630600開場)
場所: 日暮里サニーホール
    (ホテルラングウッド4階)
JR日暮里駅南口より徒歩2
http://www.cbc-sunny.jp/HOME.html#map


入場整理券:2,000
お問い合わせ:新幹社
TEL
03-5689-4070

【第一部】

作家金石範氏に聞く
“済州島四・三事件の「今」”

(聞き手:朴慶南)

■金石範・・・1925年、大阪生まれ。デビュー作『鴉の死』以来、一貫して済州島四・三事件をテーマとする。半世紀にわたって、国家と民族、革命と自由、言論と思想、歴史と記憶といった主題と格闘し、現代文学の金字塔を打ち立てた。代表作『火山島』(全7巻、文芸春秋)は第11回大佛次郎賞を受賞。1998年、毎日芸術賞を受賞。

【第二部】

民俗クッ
“共に歩もう 平和への道”

  本作品は今回の「四・三事件60周年記念事業」のために、韓国民族芸術人総連合済州道支会(民芸総)と「四・三を考える会」が共同で制作したものである。
  済州島で活躍するアーティストと在日のシンガー李政美の共演がみどころ。詩やマダン劇、音楽などを有機的に組み合わせた複合的な演出は、済州島の民俗的な歌や踊りを盛り込み、死者の魂を慰霊するクッ(儀礼)へと昇華してゆく。
  この作品を通し、会場のみなさんとともに「四・三」を語り、60年の沈黙に閉ざされた恨(ハン)を解き放ち、真実と希望の扉を開け、平和への一歩を踏み固めたい。

同時開催:耽羅写真家協議会「43写真展」
済州の写真家集団「耽羅写真家協議会」メンバーの作品と、四・三当時の様子を伝える記録写真を展示。避難生活など当時の状況・慰霊祭の様子・発掘調査や現在も後遺症に悩む方の記録写真など。
東京展:421日当日/会場ロビーにて
大阪展:319-41/生野「ギャラリー渡来」
ギャラリー渡来:大阪コリアタウン(御幸森通り商店街)の「班家食工房」2F
大阪市生野区桃谷4515 電話;06-6718-1100

主催:済州島四・三事件60周年事業実行委員会 東京・大阪・済州

■済州島四・三事件

 第二次世界大戦後、東アジアの新たな国際秩序が形成されるなか、米軍政下の朝鮮半島南端済州島で、194843日、植民地支配の遺制や警察・右翼青年団の暴力、南朝鮮単独選挙による朝鮮分断に抵抗する蜂起が発生した。それに対する軍・警察の弾圧過程で発生した武力衝突と無差別虐殺により、漢拏山の禁足令が解除される1954年までに、3万人といわれる島民が犠牲になった。
  この四・三事件は長い間、暴力的に歴史の闇に葬られ、人びとの記憶までもが抹殺されてきた。しかし、1980年代以降、韓国および日本での四・三真相糾明運動は韓国の民主化運動とともに本格化し、ついに199912月、金大中政権が「四・三特別法(済州四・三事件真相糾明および犠牲者名誉回復に関する特別法)」を制定するに至った。特別法に基づく国家次元の真相調査の結果、『済州四・三事件真相調査報告書』が発表され、虐殺の責任は当時の李承晩政権と米軍政にあることが公式に認められた。それを受けて20031031日、盧武鉉大統領は済州島に赴き、四・三事件における国家公権力の過ちに対して正式な謝罪を表明した。
 現在は、済州国際空港を始めとした集団殺戮現場での遺骸発掘が国家事業として進められているほか、済州市の東側120万坪の敷地に1千億ウォンをかけ犠牲者を慰霊する四・三平和公園が造設され、今年4月には同敷地内に資料館が完成する。さらには、より一層の真相糾明、四・三平和財団の設立、犠牲者や遺族に対する補償問題、平和・人権教育への反映といった取り組みが続いている。

  

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 四・三事件 55周年記念事業(2003年)

 ■四・三事件 56周年記念事業(2004年)

 ■四・三事件 57周年記念事業(2005年)

 ■四・三事件 58周年記念事業(2006年)

 ■四・三事件 59周年記念事業(2007年)

 ★60周年事前学習会(東京)★
 次回は2008年3月15日
 午後1時半〜
 明治大学駿河台校舎 
 リバティタワー 1093教室
 文京洙氏
 「済州島四・三事件とはなにか」

<大阪学習会>のお知らせ
済州43事件60ヶ年にむけて 
第4回学習会


 今語る、「私の済州四三」そして在日生活半世紀

 済州島四三事件60周年もいよいよ目前に迫ってきました。日本での四三を考 え、想う時、在日済州島の四三体験者の記憶を共有することは何事にも代えられない貴重なものです。今回は、60年の沈黙を守ってきた在日一世の声に耳を傾け て、一人ひとりの「四三」の原点をもう一度考える時を持つことにしました。多くの方々がこの場を共にされることを願ってご案内をお送りします。

日時:2008323日(日)
15
30分〜17時
場所:大阪城南キリスト教会(大阪市天王寺区東上町830
当日の問い合わせ:080-1450-4273(高村)
■会場協力費 500
★主催:済州島四三事件60周年祈念行事実行委員会 
544-00013
大阪市生野区小路東1-17-28 
NPO
法人 聖公会生野センター気付
電話:0667544356 
FAX
0667544357324日からFAX06-6224-7869

 

 
  ■■ リンク ■■

 ■耽羅研究会

 

 <韓国語サイト>
 
 ■四・三研究所

 ■ノリペ・ハルラサン

 ■済州特別自治道庁

 ■済民日報

 ■漢拏日報

 
済州島 Cheju Jeju 43 四・三事件


済州島四・三事件を考える会
  事務局(新幹社) 〒112-0005 文京区水道2−1−12 
TEL
03-5689-4070  FAX03-5689-2988

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